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古本夜話740 須井一『清水焼風景』(出版・読書メモランダム)

これも例によって浜松の時代舎で見つけ、購入してきた一冊だが、須井一の『清水焼風景』という小説集がある。これは五編の中編、長編が収録され、そのうちの長編がタイトルになって言う。改造社から昭和七年に刊行されているけれど、作家名を初めて目にするし、『日本近代文学大事典』を繰ってみても、その名前は出てこない。 「まえがき」に当たる須井の「読者諸氏へ」を読むと、他の四編は雑誌に発表しているが、『清水焼風景』は未発表で、初めて「労働者大衆をとりあつかつてみたもの」、「わがプロレタリア文学が、過去幾年かの歴史を経て漸く築き上げたところの唯物弁証法的創作方法に、出来るだけ忠実に拠らうとした」作品とされる。また…

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