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古本夜話858 扶桑書房と永井荷風『勲章』(出版・読書メモランダム)

本連載856で、横光利一の戦後の遺作ともいうべき『夜の靴』を取り上げたので、永井荷風の戦後の出版にもふれておきたい。それは昭和二十二年に扶桑書房から刊行の小説・随筆集『勲章』が手元にあるからだ。 (『勲章』) 戦後を迎えて、荷風は扶桑書房から単行本を続けて出している。扶桑書房は中野区野方町を住所とし、発行者は清水嘉蔵で、おそらく戦後になって雨後の筍のように簇生した出版社と見なせよう。荷風以外の単行本は見ていないので、清水は戦前も出版社に関係していた荷風文学の信奉者だったと思われる。ちなみに山田朝一『荷風書誌』(出版ニュース社)により、扶桑書房から出された荷風の著作をリストアップしてみる。 1『…

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